4月26日(金)
雨が降るわけでもなく、どんよりとした空、どんよりとした空気。僕はチュールを貰って最高な気分でゲージの中でお昼寝していた。・・・やまんばが出て来てなにやら倉庫の戸が開き、上の棚からキャリーバッグを二つおろすと家に持ってはいった。「ええっ!なんだ、あれは⁈・・・そう言えばおととい僕、爪を切られたんだ。この流れで行くと・・今日は病院だ‼ しまった~!」
家の中ではキャリーバッグのシートを交換したり、ほこりを拭いたり着々と準備が進められていた。・・・そして
やまんばとオジサンが二人がかりでやって来て、もう僕はゲージの片隅で逃げ出すすべもなく、無駄な抵抗はしなかった。やまんばに前足を捕まえられるといとも簡単にキャリーバッグの中へ入れられてしまった。 「クーちゃん、少しの我慢だよ。」りょうちゃんも、もう一つのキャリーバッグに入れられていた。りょうちゃんは観念したのかわかったような顔をして、静かにしていた。僕はいつまでも「出してくれよー!出してくれよー!」叫んでいた。
病院に着くと『一番乗りじゃないか!』「まずはクーちゃんから見ようかな。」「えっ!」
僕が先に診察台の上に上げられた。必死で逃げようとする僕をオジサンが代わって僕の前足を捕まえた。先生に僕の健康状態、食欲を聞かれ、まずは三種ワクチンの注射。やまんばが「痛くないですか?」「チクットするだけ。」後ろ足付け根あたりにやられた。次に耳の点検「とても綺麗です。良かったねー!」先生も満足そう。なんせ数年前僕の耳に出来たポリープの根っこが奥の奥の喉の辺にあり取り除くのに大変な手術だったんだって。一日入院もしたんだ。先生も心配してくれてるんだ。ということで簡単に終わった。
りょうちゃんは耳のお掃除をしてもらって「三日に一度は耳の中を拭いて上げて下さい。」って言われてたな。それから便秘のお薬をもらって無事終わった。
『これだけの事ななのにさ、僕、病院は最高にイヤなんだ! ヤレヤレ😥』
《僕からの耳より情報》
便秘のお薬 モビコール 175円 白い粉6.9g
毎食時エサに振りかけてやるんだ。すこーしね。 あれだけお薬飲むの苦手なりょうちゃんが気付かないんだ。ウンコも出るようになったよ。・・・・・・安いしやまんばもおすすめだよ。試してみて!
「私達だって頑張っていたのよ。」
「やまんば!この子、調子悪そうだよ。」
「ガザニアさんはいつも元気だね!」
「皆、大きくなったわね。埋もれちゃうわ。」
「ジュリアンさん、最後まで頑張って!」
「芝桜さんもご苦労様!」
「おいらも頑張ってるよ。」
「ポリゴナムさんも良く復活したわね。」
「ふーっ!やっと出て来れたわ。」
「不思議な花。ちょっと不気味だな。」
『やまんばチューリップに夢中になっていたけど皆、頑張っていたんだよね。』
「やまんば、昨日食べた豚まんを思い出したんだってさ! そう言えばそうだニャ~!」
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