「ウォーン、ウォーン」タラちゃんを呼んでいたんだ。

りょうちゃんは年老いて四時間おきに食事を取るようになった。夕食を取った後、夜中の三時過ぎに食べたはずなのに
五時過ぎに「ウォーン、ウォーン」泣いている。やまんばは皆も眠れないし、淋しいのだろうとやまんばのベットに連れて来た。

安心して眠るだろうと思ったのに、りょうちゃんは座ったままなんだ。やまんばがキッチンへ行くとベッドから降りてキッチンにやって来る。そして又、テーブルの上に上がって「ウォーン、ウォーン」と泣き出す。
やまんばがベッドに戻り「おいで!」と声を掛けるとやって来たんだけどベッドには上がらずパソコンデスクの下を覗き込んだりキョロキョロ見渡して部屋を出て行ってしまった。りょうちゃんはタラちゃんを呼んでいたんだ。タラちゃんを亡くしたことがこんなにりょうちゃんにいつまでも重くのしかかるとは思いもしなかった。もう、九か月が経とうとしているのに。申し訳ないことをした。「ごめんよ・・・りょうちゃん」

それからりょうちゃんは、やまんばに注意されながら「ウォーン、ウォーン!」何度か繰り返し七時頃やっと、やまんばのベッドで眠りについた。

りょうちゃんはいつもテーブルの上に上がってこの位置から「ウォーン、ウォーン」タラちゃんを呼ぶんだ。

七時頃やっと、やまんばのベッドで眠りについた。

にら花が咲いた。夏の終わりを告げていると言うのに暑いなー!

花に囲まれご機嫌!

照れるなー!

ベゴニアも大きくなったよ。

可愛い色のペチュニア

ひときわ目を引くマリーゴールド! 少しずつ花壇らしくなってきたね。

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