「終の住み家」やっぱ倉庫が一番

     2023年10月10日(火)

昨夕僕は大変だったんだ。 暗くなってやまんばが「クーちゃん!」現れた。僕はゲージから飛び降りた。「???」やまんばは僕が濡れているのに気付いた。「クーちゃん、又喧嘩したの?アホやなー」「オジサーン!クーちゃん溝に落ちて帰った!手伝ってー」『大声で言わないでよ❕』

コンちゃんとミーちゃんを閉じ込め玄関のドアが開け離され、オジサンが僕を抱えて浴室に駆け込んだ。僕は今まで出したことのない叫び声をあげ助けを求めた。・・浴室のドアは閉められた。ミーちゃんとコンちゃんが何事かと駆けつけガラス戸に右往左往している影が映っている。

僕はお湯で洗い流された後、泡だらけにされゴシゴシ洗濯され、それからモコモコの泡を洗い流され絞られて、やっと浴室から出された。「まるで僕、雑巾じゃないか!」

今度は洗面所で待機していたオジサンが僕をタオルでくるんで拭き、やっとやまんばの部屋に連れて行かれファンヒーターの温風にさらされた。 僕はベットの下にもぐり込んだ。「やまんばがパウチを用意してくれたけど食べる気なんかしないや。」

1時間位たっただろうか?僕は倉庫に戻された。「あ~ ここが一番落ち着く!やっとパウチが喉に通ったよ。クマさんベットが一番いいな!」

『ここが僕のお家だ!』

「やっぱ 僕、ここが一番落ち着くな。」

マリーゴールドに囲まれて「幸せだなー!」

「明日、開いてね。待ってるよ。」

「鮮やかなオレンジ。素敵だね!」

「アリさん、みーつけた!」

「蜜がお目当てだったのね。」

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