「勝敗は五分五分!」僕、つかまってやったんだ‼

     2023年10月29日(日)

やまんばがやって来てドアを開けた。僕はもう、ゲージの前に立っていた。やまんばは僕の鼻水とくしゃみを確認。「う~ん。大分良くなったみたいだね。」ドアを開け出してくれた。

偵察から帰ると縁台の上にタラちゃんのハウスが置いてあった。「結構、温かいんだ。」僕はもぐり込んだ。 お昼過ぎると午前中とは打って変わって風が冷たくなるから、やまんばが僕をもうゲージに戻そうとたくらんでいるんだ。「僕はその手には乗らないよ。」上手く交わして又、出掛けた。

まだ明るいうちにやまんばがもう晩ごはんをちらつかせ僕をゲージに誘った。チキン味のパウチだ。僕はまんまとひかかりゲージの下にやって来ていた。「しまったー‼」やまんばに捕まってしまった。

・・・・・・・・・「僕だって寒くなって来たし、風邪をひきたくないから捕まってやったんだ。」   「勝負は引き分けだよ!」

「何日も待ったけどもう、一枚が精一杯だったんだね。」

「こんなに疲れていたんだ。知らなかった。頑張れるわけないよね。」

やまんばの机の上に

「キッチンへもう少し楽しませてね」

クマさんとアヒル

脱走したコンちゃんをお迎えに・・・『私だって脱走したいわよ。』

ミーちゃんと青い空・・・『この顔は青空に合わないよ。笑って!』

凛として一輪・・・

「なにー!このへんてこりんな花」近所の玄関先で見つけた。・・・『失礼しました!』

株が弱ると思って数日前に切ったんだけど・・・切られてもなお輝いて

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