2025年1月2日(木)
玄関から出ると凍えそうで駆け込みたくなるほど寒い夜、お爺さんが「外で大きな音がしたよー!」やまんばに叫んでいる。『アライグマのアンちゃんだ。』やまんばが現れた。 ゲージの上に置いてあったキャリーが落ち、ゴミ箱も倒れかかっている。『やっぱりアライグマだ。』
アライグマは側溝からやって来てフェンスによじ登りゲージの上から降りて来るんだ。猫なら入口のフェンスの下をくぐってやって来るものな・・・
やまんばがキャリーを片付けていると何か庭を駆け抜け猛ダッシュで道路に飛び出した。後を追うようにもう一匹がサザンカの庭から道路に駆け出した。アンちゃんと思いきや小振りだ。僕を一回り大きくしてふさふさの毛を付けた様なヤツなんだ。
こんな凍えそうな寒さの中をお腹をすかせ、食べ物を探して兄弟でさまよっているのか、アライグマとは言え可哀想に思えて道路に出てキョロキョロしてみたけどアライグマの兄弟は見当たらなかった。
危険動物とは言えたまらないな・・・・・・人間が金儲けで連れ込んだ外来種なのに危険動物扱いで人目を避けて逃げ回るように生きてるんだ。・・・・・・「なんてこった‼」・・・・・・
『お母さんは一緒じゃないのか⁉お前達だけで頑張ってくるように言われたのか⁉』やまんばは新美南吉の「手袋を買いに」を思い出していた。
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