2025年3月11日(火)
「雨か~! 今日も監禁だな。」早朝7時半頃、かすかに父さんバトの鳴き声が聞こえてくる。庭の様子を見て降りてはこなかった。
9時頃になってオジサンがゲージを持ってやって来た。濡れてはいけないと僕の倉庫の前にゲージが置かれた。いつもの場所に見当たらないのか三十分経っても一時間たっても父さんバトは現れないんだ。
そこでやまんばはゲージにビニールシートをかぶせいつもの場所へ置いてやったけど・・・なかなかやって来ないのでオジサンは家に連れて入ると言うんだ。・・・やまんばは親バトが来ないはずがない。必ずやって来ると思った。 あれだけ雪をかぶっても風に打たれても守ったヒナだ雨ぐらいで来ないはずがないと・・・
すったもんだしていると急にヒナがパタパタと騒ぎ出した。 父さんバトがやって来たんだ。ヒナの見てる方に父さんバトがいた。前の家の柵に止まってヒナに近寄っては来ない。・・・きっと雨に濡れたビニールシートがキラキラ光って警戒したのだろう。
父さんバトもいなくなりヒナは空き部屋に戻された。
『お前、今日はあきらめるんだな』
「雨の中、父さんバトを待つヒナ」

「ヒナが騒ぎ出した。ヒナに近寄ることなく父さんバトはサザンカの茂みから飛び立った。 動画だよ。」
『やまんば上手く撮れなかったけど、父さんバトが飛び立ったんだよ。』
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