「キツネ」良く元気でいたね

ヤツのことをキツネだと言う人もいるいや、あれは犬だと言う人もいる。 はっきりしないヤツなんだ。
ヤツは元気でいた。 皆、亡くなっただろうと思っていたからやまんばは喜んだ。

日が暮れて辺りも暗くなると、風も出て昼間の暑さが嘘みたいに今度は家の中より外の方が涼しくなるとオジサンがミーちゃんとコンちゃんの散歩を始める。待ちに待っていた散歩の時間だ。 僕もミーちゃんとコンちゃんが出て来るのを待っているんだ。

やまんばが晩ごはんの準備をしていると、オジサンが「チョットー!クーちゃんがキツネを追いかけて行ったよー!」
「・・・・・ 」 『良かったー』         やまんばは予想外のキツネの生存を驚き喜んだ。 『まだ元気で生きていたんだ。』僕が追いかけた事を悲しんだ。

キツネが生きていたと言う事は誰か目を掛けてくれている人がいるという事だ。「誰だろう?・・・良かったな。」
「この世に生まれた以上、何か嬉しい事もなければ生きて行けないよな。辛い事ばかりじゃあ・・・・モフちゃんのこと知らないかい?」

キュウリ第2号が出来た‼  つるが屋根まで上り、モチノキにつたい陽が当たるようになって。

「ほら、コイツだよ。犯人は。大量発生したしたバッタの赤ちゃん。」 葉を揺らすと5~6匹飛び出して来た。

「青じそもスイートバジルも丸裸だよ。」

《やまんばの学習》

「猫じゃらし}の所で米酢の常備薬を紹介しましたが即効性はなかったのかあっという間に丸裸になってしまいました。サルビアには効果あったのかあれ以上の被害はありません。

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