以前、やまんばはハイビスカスの鉢植えを380円で買った。普通なら確実に500円以上はするものだ。やまんばは
即断で買った。ハイビスカスは僕の庭に置かれ、やまんばは何色の花を見せてくれるのだろうと楽しみにしていた。
何日か経つと赤色の蕾をつけ「赤い花が咲くんだ。早く咲かないかなー」それがいつまで経っても蕾のままで開かないんだ。 蕾も今までの花と比べて短くて堅そうなんだ。そして幾日か経ってもう、開くだろうと思ったところで、
蕾が落ちているんだ。誰も触れてないと言う。もう、三つも落ちているんだよ。
ある日、やまんばは開いた花が落ちているのを発見した。すごーく綺麗なんだ。「花の宝石みたい‼」ハイビスカスってこんな花も咲かせるんだ。何とか咲いたのはいいけれど重みに耐えれなかったのだろう。・・・・・・・ それにしてもこんな事って初めてだよ。蕾の重みに耐えきれなくて咲く前に落ちてしまうなんて『神様の誤算』?いや、神様がこんな誤算なんてしないよ。神様に誤算なんてあるはずがない。品種改良で手を加えた人間の誤算なんだ。
380円‼安い‼即断で購入
何色の花が咲くのだろう?
赤色の花なんだ。
沢山の蕾をつけてくれた。
「アッ!蕾が落ちている‼」誰も触れてないという。・・・・三個も落ちてしまった。
鉢の下に落ちていた花。花の宝石でも拾った気分‼こんな酷い事あっていいの?
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