2023年10月18日(水)
やまんばは、いつもより早く僕をゲージから出し「待っとってね。」家の中に駆け込んだ。「急ぎの仕事でもあるんだ。」僕は庭をあちこち嗅ぎまわっていた。「又、侵入者だ。」僕は縁台で待つことにした。
「クーちゃん、待っていたんだ。ゴメン。」朝ごはん、ブラッシングを終えると外に出て水やりを始めた。
やまんばは、はす向かいの奥さんと空を見上げて雲一つない青空に感嘆している。「ホントだ!雲一つない・・・見渡す限りブルー一色!僕、こんな空初めてだよ。」 一点の混じり物がないってそれだけですごいね!
やまんばはこんな日にハロウィンの開幕式をしようと家にグッツを取りに帰った。
「楽しくて笑いが止まらないよ!」
「おいでよ!みんなで楽しもう!
「さあ、さあ!ハロウィンの開幕だよ!」
うなだれていた薔薇の蕾が頭を持ち上げて来た。「良く、頑張った。咲かせるんだぞ!」やまんばが何度も水切りをしてやったんだ。
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