「冬のムカデ」のっそりのっそり

     2023年10月19日(木)

今日もやまんばは早くやって来てとりあえず僕を倉庫から出して「クーちゃん、待っとってね!」又、家に入った。今日はお爺さんのマッサージの日だ。僕は待つしかなかった。

「クーちゃん!クーちゃん!」道路に出て僕を呼んでいる。「僕、ここにいるのにさ。」隣のゲージの中で待っていたんだ。「なーんだクーちゃん、ここにいたのか。」朝ごはん、ブラッシングを終えると僕は急にダストボックスの方に向かった。やまんばも不思議に思って覗き込んだ。  「クーちゃん、触っちゃダメー‼危ないよ!」僕の前をのっそりのっそりムカデが這っている。20㎝位はある。僕も手を出しかけて引いた。「なんだか気味悪かったもの。以前、やまんばが見たやつは15㎝位だったからアイツが大きくなったのかな?巾も広くなっていた。僕の目と鼻の先をのっそり
のっそり倉庫の下に入って行った。

僕の目と鼻の下をゆっくりゆっくり歩いて行くんだ。

「倉庫の下にもぐらないようにしよっと。ミーちゃんやコンちゃんにも言っといて!」

「9月の初め見た時には15㎝位だったぞ!もうこんなにデカくなったのか!お前、あん時のヤツか?」
確かムカデの寿命は5年~10年って言ってたな。何処まで大きくなるんだ。怖いよ。やまんば何とかして!

一皮、開こうと準備をしてる。「頑張って!」

遅組インパチェンス頑張ってね!早組インパチェンスはそろそろ蕾がなくなってしまった。

インパチェンスの蕾「明日、咲いてくれるんだね。」

「ほら、咲いた!咲いた!」

「良く咲きそろってくれたね。」

「おいらが育てたんだよ。エッヘン!」

やまんば嬉しくて・・・

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