2023年11月10日(金)
夜遅く降り出した雨が朝まだ降り続いていた。「少し肌寒い日だなー。憂鬱な一日になりそうだ。」「クーちゃん、今日は出掛けちゃダメだよ!」
やまんばはゴミ出しの準備を始め、この間に続きハツユキカズラの剪定を始めた。「僕、縁台にいるのにさ、まる見えじゃないか。どうしてくれるんだよ!」
やまんばは縁台の上にビニール袋をかぶせたハウスを置き、傘をさしてくれたけど・・・ちょっと入る気がしなかった。しかたなく僕はやまんばも知らない秘密基地へ行くことにした。
「僕の基地は傘が必要になったんだ」。
「ほら、この間気付いたナスが大きくなったでしょ。」
「春菊はもう一度頂いたんだよ。それがもうこんなに。」
「白いインパチェンス」 クマさん、かくれんぼ!
「赤いインパチェンス」 ウサギさん、かくれんぼ!
「雨にも負けず、もう六日目になるんだよ。」
「頑張ったね!無理しなくてもいいからね。」
「私も頑張るからね。よろしく!」
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