2023年12月16日(土)
レンタカーを借り渋滞に出くわしながらながら雪道を走り、きしめくほど中華料理店の立ち並ぶ中華街に入る。
一軒の中華料理店の前に車が止まると、雪道の中店頭でお父さん、お姉さんが笑顔で出迎えてくれた。車のドアが開くとすぐさま腕を取り雪道を転ばないよう支えてくれる。やまんばも片言で「シェイシェイ」「ニーハオ」精一杯の笑顔で挨拶をした。階段を二三段上がり店内へ。そして二階へ、離れることなく席につくまで腕を支えてくれる。
貸切られた一部屋の中に大きな円卓があり、お父さん、お姉さん夫婦と息子、娘婿、孫、娘っ子それにやまんばと並び食事が始まる。「乾杯!」 円卓を回しながら盛り沢山のご馳走に驚く。「どう?」「美味しい!」娘婿が気遣ってくれる。お父さんがひっきりなしに皿に肉、野菜、口に合いそうなものを取ってくれる。「シェイシェイ」・・・どれだけ「シェイシェイ」ありがとうを口にしただろう。孫はいとこのお兄さんに遊んでもらい、円卓とゲームセンターを行き来している。
豚足、アヒルの腸の皮。日本では見たことのない料理。中国では一つの命を無駄なく頂くということで、これも優しさなんだと頂いてみる。豚足は柔らかくて美味しい!腸の皮は皆がよく箸を運んでいたけどやまんばにはなぞ。後、豚の皮から取ったコラーゲンのゼリー。・・・中国に対する思いが180度「優しさと」変換される。帰りも又、いっ時もやまんばの腕を離さず支えてくれる。まぶしいほどの優しさ、思いやりに感謝しかない。
夕食を終えてホテルに着くと車椅子が届いていた。娘婿が購入してくれたものだった。
瀋陽南方航空に着く。マイナス20度
夕食を終えホテルへ
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