2024年3月15日(金)
「ほら、やまんばが出て来るの遅いから雪がちらついて来たじゃないか!」僕は洗濯物のすきまからこぼれる陽ざしの中でブラッシングをしてもらった。「偵察に行く足もすくんでしまうよ。」
やまんばは通りがかりのおじさんに『梅まつり』を進められた。 「ものすごく綺麗だったよ。行ってみるといいよ。車椅子も置いてあったよ。 屋台も出とった。」と・・・3月10日位までが見ごろだと やまんばも行ってみたくなったんだけど・・・なんだかんだと日が経ち、少し離れたスーパーの先にあると言うのでオジサンが足を延ばしてくれたんだ。
人っ子一人いない。・・・殆どの木が裸ん坊なんだ。やまんばはわずかに残っている梅の花をスマホに納めた。
・・・
「来年はきっと! またね! よろしく!」
『百梅園、と言うだけあって百本はあったと思うよ。来年が楽しみ!』
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