2024年4月8日(月)
スランプから抜け出せないやまんばは『いきいきサロン』を欠席することにした。いきいきサロンで皆とおしゃべりをして過ごす一時間より僕のブラッシングをしたり花壇の世話をしてお花の写真を撮って過ごす時間の方が楽しく有意義に思えたんだ。
パジャマを着替え庭に出ようとした時ライン友達から「皆待ってるよ。」連絡が入ると同時にインターホンが鳴った。世話人さんが家に誘いにやって来たんだ。
やまんばは僕をゲージから出すと「ブラッシング帰ったらするから待っててね!」といそいそと出掛けて行った。『ここは流れに任せよう。』ということにしたんだ。「なんだ。やまんば嬉しそうじゃないか!」
『迷惑なやまんばだよ! かんにんしてやって!』
「近くにある喫茶店。ここで『いきいきサロン』が
「アッ! もう疲れちゃったのかい! 寂しくなるねー。」
「どうだい!こんなに蕾が出て来たんだ。楽しみだなー!」
「どうやってお家に帰ろうかしら?埋もれてしまったわ。」
「僕もだよ! 飛べないんだもの。」
「やまんばの花壇には目新しい色だね。 十二ひとえさん。」
「いつも元気。 ガザニアさん」
「かわいいね!」
「ほっそりしてるね。やまんばが植えるの遅かったからな。ごめんよ。」
「ピンクの花桃さん、来年もまた会おうね!」
「やまんば『いきいきサロン』から帰ると僕のブラッシングをして楽しそうに沢山の写真を撮ったよ。」
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