僕は今日、東京のオジサンが早朝、ミーちゃんとコンちゃんを散歩させるとき、僕も一緒に出してくれた。
コンちゃんと僕はオジサンの振り回す猫じゃらしを追っかけて、しばらく遊んだ。 「コンちゃんがいると楽しいなー!」
久しぶりの雨で花壇の花も喜んでいる。 先日、植えたパンジーもこの雨で根を下ろし定着するだろう。
やまんばは早くから病院に薬を取りに出掛けた。
今日、家の中ではやまんばが泣き笑いしちゃう様な事が起こったんだ。
りょうちゃんがタラちゃんを探して歩くんだ。
寒いから、暖房のきいたキッチンから出ようとした事などなかったのに、ドアの前に座り廊下に出た
そうにするんだ。 やまんばがドアを開けると、爪とぎを確認、洗面所の前の水飲み場を確認して今度は
下駄箱の下のカーテンを覗き、階段を見上げて上りたそうにするんだ。
「りょうちゃん、タラちゃん探してるの? 明日、二階 探してみよ。」
「タラちゃんが亡くなったのはお正月前なんだよ。 りょうちゃん今まで探した事もなかったのに寂しくなって
思い出しちゃったのかな。」
りょうちゃんの見ている所で亡くなったはずなのに「死」という事を理解できていないんだ。
「その方がいいよ。良かった。」「明日、また探そ。」
りょうちゃんとタラちゃんは兄弟
シンクロだって出来るよ。
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