2024年6月9日(日)
「おじさーん‼ おじさーん‼」お爺さんのけたたましい声が外まで聞こえて来た。夕べ中では大騒動してたんだよ。廊下にムカデが這っているのをお爺さんが見つけフマキラーをまき散らすんだ。虫の苦手なおじさんは部屋に戻ってしまい結局、お爺さんが便利棒ではさんでやまんばがゴミ箱を差し出し、ゴミ箱に落とし、やまんばがそのゴミ箱を外に出して倒しておいたんだ。
森のクマさんもそうだけど、自分の住むところをわきまえて欲しいんだよ。ムカデ君は人目のつかない倉庫の下とかプランターの間とかさ。ムカデ君もとんだところに入り込んでしまったと大慌てだよ。「酷い目にあっただろ!家の中に入っちゃダメだよ。」
次の日の朝、やまんばがゴミ箱を見るとムカデ君は脱出していた。 どうもムカデ君は浴室の排水口から上がって来たらしいんだ。やまんばはお風呂場でゲジゲジ君もナメクジ君も見たことあるんだって!
『ゾクゾクしちゃうだろ!』
「ヤメテヨ―‼ 苦しいよ―‼」
「やまんばはお風呂場でナメクジ君もゲジゲジ君も見たことあるんだって!」「変な所に出て来たわ。」
『上がって来ちゃダメだよ。』
コメント