2024年7月5日(金)
やまんばは月に一度、歯の検診にとなり町の歯医者に出かける。今日はその日なんだ。道中、丁度ファーマーズマーケットがあり、いつも立ち寄って花を見たり野菜も安く買って帰るんだ。
やまんばのお目当てのインパチエンスやテルスターはなかったけどヒマワリがあった。「なんだこりゃ⁉」人差し指の先ほどの蕾に親指ほどの大きさのひまわりの花、茎は枯れたように茶色くて葉っぱは黒くチリチリになっていた。値段は99円こんな状態なのに値下げもされてないんだ。やまんばは直ぐレジに持っていき「値引きしてくれない?」頼んでみたが「生産者さんが付けた値段を勝手に変えれない。」と言われ売り場に返しに行ったものの・・・
あんなに貧相なのに咲こうとしてるんだ!精一杯生きようとしているように思えた。「買おう‼」やまんばの花壇で肥料を上げ、水を切らさないようにしたら、きっと元気になり人目をくぎずけにしてくれるだろうと、このヒマワリのど根性を買った。
また、やまんばの花壇で成長ぶりを見るのも楽しみだった。 『応援してやってね―‼』
やまんばは99円では買えないど根性を買った。
「ここが私たちの場所なのね。 春まで芝桜さんがいたんだって。」
「頑張ってねー!」
「あなたも頑張るのよ。」
『そうそう七夕さまだね・・・何か願いごとした?』
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