2024年9月24日(火)
やまんばがいつもより早く現れゲージが開いた。ゴミ出しの日だ。僕は水飲み場で水を飲むと縁台に上がって横たわった。「今日もいいお天気、心地よい風。」僕はこのところ縁台の上でやまんばを待つようになった。「陽ざしも丁度いいんだ!」 ゴミ出しを終えると「さあ!僕の朝ごはんだ!」
僕が食べ終えると、やまんばはハイビスカスを覗いてため息をついているんだ。カイガラムシのヤツ更に増えていた。やまんばは牛乳を取りに入り、カイガラムシ退治が始まった。
そしてフェンスを出ると「わあー‼凄いなー!」やまんばの感動の叫び声!インパチエンスさんが蕾を持っているんだ。セスジスズメ(蛾の幼虫)から二度もダメージをくらって丸裸にされたのに葉をつけ蕾まで付けてるんだ。 ペンタスさんも「ほら!見て! すごいでしょ!」 自分の持ってる『力』を全うしようとしているんだ‼・・・
そうだね・・・全ての生き物には、そなわった『力』があり全うしなきゃいけないんだ。・・・ 皆、何かしら『力』を持ってこの世に存在しているんだから自分の中の『力』を信じてインパチエンスさんやペンタスさんのように全うして欲しいんだ。・・・行き場所を失った若者たちに人にそう願うんだ。
「キツネやアンちゃん、ミケだってそう。ボロボロになっても、人目を避けながらでも生き抜こうとしてる。偉いなー・・・ ちなみに僕の『力』はやまんばのブログのお手伝いさ!僕がナレーションしてるんだよ。結構、楽しいんだ!」
「ひどい目にあったな~! 花も蕾も無くなったじゃないか!」
「よく、頑張ったね。すごいな!」
「インパチエンスさん、まる裸・・・あぁ~あ!」
「インパチエンスさんもすごいぞ!まる裸にされてたのに。」・・・ピンクのインパチエンスさん
「赤いインパチエンスさん」
「白いインパチエンスさん・・・頑張ったね!」
「頑張ってキュウリになるんだよー!」
いつまでも輝いて・・・パイナップルリリーさん
コメント