「津波の後」淋しくなった側溝

   2024年10月21日(月)

今日も快晴。いいお天気や! 溝掃除が終わってやまんばは溝の生き物が気になり、側溝に降りて水路をたどって歩いてみた。

アメンボさんはやはり見当たらなかった 昨日、溝掃除の後、運よく元気に泳いでいたザリガニ君も横たわり動かなくなっていた。「夕刻、またガリガリ、スコップの音がしてたもんんな。」やまんばは悔しさがこみ上げて来た。

やまんばはお隣りの側溝辺りで、水が少なくて横たわり動けないフナを見つけた「生きてる‼」まだ、えらがパクパク動いてるんだ。…バケツと網を取りに帰り、すくってバケツに入れた。「すいすい泳ぐんだ!良かったな!」

夕刻、オジサンがコンビニの近くの大きな溝に放ちに行ってくれた。 側溝はだーれもいない静かなものになった。『僕も、何もいないんじゃ淋しいな。よくザリガニ君やアメンボさんと遊んでたんだ。』

「コイツ、まだ生きてるぞ!」えらがパクパクしてるし、元気な目をしてる。

やまんばがバケツに入れてやるとスイスイ泳ぐんだ。「良かったな!」

「お前、頑張れよ!昨日、あんなに得意そうに歩いてたじゃないか!」

「ほら、こんなに得意そうな顔をしてたじゃないか!」

「ハトさん、今日はしっぽ向けてるよ。そろそろヒナがかえるはずなんだけどな?」

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次