「ヒナがかえってる‼」

   2024年10月27日(日)

やまんばは僕とりょうちゃんが朝ごはんを済ませると、陽だまりで転がってる僕の体を「あったかだねー!良かったね!」少し撫ぜまわして「直ぐ、帰るからね。」出掛けて行った。

帰宅すると水を欲しそうにしている花に目が止まり、じょうろで水を汲んでは何度か花壇に運んだ。

ハトさんはもう、ヒナがかえる頃と気になり見上げると親バトの側で何かゴソゴソ動いてるんだ。ビー玉位の頭で親バトの毛をつついている。「ヒナがかえってる‼」やまんばは直ぐ家に入り、お爺さんに告げた。お爺さんも直ぐやまんばの部屋に巣を覗きにいった。

さあ!これからが大変だ‼ ヒナが巣立つまで18日間、見守りが大変なんだ。オジサンなんかもう、「クーちゃん、外に出すなや!」なんて言ってるんだよ。しかたないけど・・・僕、悪者扱いさ!

夜になって天気予報どうり雨が降り出した。ボツボツ大粒の雨音がするんだ。「ヒナがかえったばかりだというのに大変だなー!」家の中ではやまんばもハトさんの事が気になるのかお爺さんに「ハトさん、大丈夫かなー?」なんて返事に託している。

「やまんば、慌てすぎて上手く撮れてなかったらしい。ごめんなさーい!」

アゲラタムさんも咲き出した。

ピンクのインパチエンスさん

白いインパチエンスさん

三、四年前に植えたミニシクラメン、頑張ってるでしょう

「白いペンタスさん。」

「赤いペンタスさん」

「お前も頑張るんだよ。やまんばのお気に入りなんだからね。」

「松葉ボタンさん、頑張れなかったわね。」

「もう、秋だな~!」

「ちょっと花壇らしくなって来たでしょう。 応援してねー!」

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