「迷惑な侵入者達」こんな所に卵を産むんじゃなかった!

   2024年10月30日(水)

昨日、夕刻より雨が降り出し、強い雨となった。チビトラのヤツ、雨に濡れ風邪をひいては大変、寒かろうと皆で心配しているのにニャーニャー鳴くだけで近寄ると逃げるんだ。「どうしようもないんだ。」

夜になるとチビトラが残したフードを嗅ぎつけたのか雨の中アライグマのアンちゃんまで現れたんだ。更に心配は増しオジサンが懐中電灯を持って探しに出掛けた。・・・やまんばまでやって来たけどチビトラは見当たらなかった。

『ハトさんのヤツも夕べは怖かっただろうな?』

夜が明ける頃、「外で鳴き声がするぞ!」オジサンがやまんばを起こしてる。「良かったな!アイツ無事だったんだ!どこで寝たのだろう?ちゃんと眠れたのかな?」側溝から鳴き声が聞こえて来る。 

やまんばが「おいでおいで!」を繰り返している。チビトラのヤツ散々逃げ回った後、やはり背に腹は代えられないのか、やまんばの置いたキャットフードに近寄ってきては逃げ何度か繰り返した後ガツガツ食べ始めた。「コイツ飲み込んでいるんじゃないの?」よほどお腹が空いていたんだ。

お腹が一杯になったのかニャーニャー鳴かなくなり、僕の縄張りから姿を消した。  『ヤレヤレ😥人騒がせなヤツだよ!』

『ハトさんは大迷惑な話だよ!子猫の鳴き声に、アライグマにおちおち子育ても出来やしない。こんな所に卵を産まなきゃ良かった。 きっと、そう思ってるよ。』

「お腹が空いてるくせに逃げ回るんだ。」

「やっと、やって来て・・・」

「食べ出した!」

「知らない間に僕の庭にもキンモクセイの花が咲いていた。」

『誰かこのチビトラ貰ってくれる人が現れますように・・・』

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