2025年1月4日(土)
雨もあがり夜が明けようとしてる頃、僕はまだクマさんハウスの中で寝てるというのに「クック―クック―クック―」ハトが鳴いてるんだ。
やまんばが飛び出して来た。道路に出て近所の屋根を見上げたり、電線を見上げてる。「違うよ。やまんばもっと近くだよ!」やまんばは戻って来てキンモクセイの木を見上げた。葉の茂みの中にハトがいる。ハトは慌てるように飛び立っていった。
「新年の挨拶に来たんだ!」 やまんばは嬉しくなった。・・・二羽巣立ったはずなのに一羽だったのが気がかりだった。家に帰りお爺さんに告げた。
『アイツちゃんと新年の挨拶に来るのか・・・ところで僕、やまんばに新年の挨拶したっけ?』
『 遅ればせなばらニャーゴ‼』
「お世話になりました。ありがとう! クック―クック―!」
『今年は来るなよー! 僕、監禁されるから超‼いやなんだ。』
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