2025年2月8日(土)
やまんばはキッチンのカーテンを開け、「わぁー‼ 凄い!どか雪だ‼」
やまんばは湯たんぽのお湯を取り換えにやって来てハトさんを見上げた。尾っぽからお腹に雪を付けてるじゃないか。横なぶりに雪が吹き付けたのだろう。・・・それでも卵から離れはしないんだ。「よく、頑張ったね!」
僕はゲージから飛び降りフェンスの前に座り外を見るとスタスタと戻り、クマさんハウスにもぐり込んだ。花壇のジュリアンさんも小人さんも雪の中に埋もれてる。・・・ミケは、アライグマの兄弟は、チビはどこに身を寄せているのだろう? 「もう、降らないで‼」
「ハトさん、雪で尾っぽを白く染めて。」
「埋もれてたんだよ! やまんばに顔出してもらったんだ。」
「私もよ!」
「私達もよ!」
「おお!寒い‼」
「もう、こりごりだわ!」
「僕はフェンスの外に出る気がしなくてクマさんハウスに舞い戻った。」
『僕はハウスに湯たんぽまで入れてもらっていいんだけど、ミケやチビやアライグマ兄弟はこんなに寒くては眠れないだろうな? 僕、ノラ猫ならとっくに死んでるよ。』
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