2025年3月6日(木)
午前中はお日様も当たり心地良かった庭も、午後になると冬に戻ったかのように冷たい風が吹き、僕は早々にチュールにつられて倉庫にもどった。
まだ明るい夕刻前、僕と入れ替わりにミーちゃんとコンちゃんがオジサンと一緒に現れた。 最近、親バトもヒナに自立を促してるのかいない事が多くなっていた。
オジサンは成長したヒナを撮ろうと自撮り棒でスマホを巣に近づけたところ、ヒナは驚いて二羽とも飛び立ってしまった。一羽のヒナはうまく飛べるようで数件先の屋根まで飛んで行ったのだけど一羽のヒナは倉庫の屋根の高さまで飛び上がっては下に落ちてくる始末だから「さあ!大変‼ 暗くなるまでにヒナを巣に戻してやらなければノラ猫かアライグマのえじきだ。」オジサンの奮闘が始まった。
オジサンは軍手をはめ網を持ってヒナを追った。向かいの車庫の屋根に止まっては落ちて地面にちじこまり、はす向かいの雨戸に止まっては落下、ちじこまっているんだ。見失うわけにはいかない。オジサンは一度は網で捕まえたものの逃げられてしまいゴミ集積場の看板の隙間に縮こまったところを軍手で捕まえ、巣の近くの枝に止まらせた。巣に入るよう網の棒でツンツン促すと巣に入りおさまった。ヤレヤレ😥「良かったじゃないか。」
もう、あたりは薄暗くなり、危機一髪の騒動だったんだ。
『母さんバトがあれだけ苦労して育てたヒナなんだ無駄には出来ないよね、やまんば。』
寒がりコンちゃん

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