2023年10月28日(土)
やまんばが現れ戸が開いた。いつもより遅くやって来たのにゲージの前に僕の姿がないのにやまんばは???僕が現れ「クシュン!クシュン!」鼻をペロペロ。「クーちゃん、風邪をひいてるやん!」
そう言えば僕は昨日、空が怒り雨がポツリポツリし始めたのに縁台から走って姿を消したんだ。そのうち本降りの雨となった。やまんばも僕が酷く濡れて帰ったことないし、僕の事だから何処かで雨宿りしていると思っていた。「あの時、冷えたからなー」
僕が偵察に出かけている間にやまんばは僕のトイレ掃除、水の交換そしてクマさんハウスの入り口にカーテンをつけた。カーテンがあるだけでハウスの中がとても暖かくなるんだよ。
偵察から帰ると僕は又、ゲージの中に戻され、今日はゲージの中で朝ごはんを食べた。食欲はあるのでやまんばは安心した。僕はすんなりカーテンの中に入って行った。
やまんばが出て来るたびに「出してよー!出してよー!」頼んでるのに出してくれないんだ。「クーちゃん、風邪ひいてるから今日は外はダメだよ。」
お爺さんやオジサンにも僕が泣いてもゲージから出さないよう頼んでいた。
「出してよ—‼」出してくれないんだ!
未だ、沢山アブラムシが生き残っていた。
「私もいたんだけどな。ガーガー。 やまんばが空き缶で踏み台を作ってくれたんだ。」
「僕もいたんんだよ。しらなかったでしょ。小人さんのお供してたんだよ。」
「私は本当はキッチンでタイマーのお仕事してたのよ。動かなくなったから花壇に部署移動になったの。」
「ウサギさん、何処かで見たことあるわね。」
「代わって私達、頑張るからね!」
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