2023年11月13日(日)
やまんばは最近、出て来るのが更に遅くなった。「まあ僕もホカロンの入ったクマさんハウスの中で暖かくていいけどさ。」・・・僕を出すと直ぐハイビスカス⁉に走った。「あー良かった。頑張ってるね。」大事そうに抱えて外に出た。次にインパチェンスもまだ頑張ってる。「九日目だよ。すごいエネルギーの持ち主だ‼」そして僕の世話を終えるとそわそわと家に入った。
「今日は町内の行事に参加すると言ってたからな。」まだ充分時間があるのに慌てて出掛けて行った。・・・
しばらくすると、やまんばが浮かぬ顔をして帰って来た。???向かいの家の人にも謝っていた。「どうしたんだ⁉」 集まりは午後1時からではなく午前10時からだったんだって。「ええっ!やまんば何やってんだよ!午前と午後と間違えたの?」葬儀の日時とかでやまんばの頭の中はゴタゴタになっていたみたい。
「お茶とお菓子とそれから講話があるって!楽しみにしていたんだよなー。残念!しっかりしてよ!」
「あ~!誰もいない! 来る気配もないんだよ。」
「大変だ‼葉っぱがワカメのように垂れ下がってタラタラなんだ。」慌てて陽当たりのいいお爺さんの部屋へお引っ越し
「九日目凄い‼そろそろお別れだね。」
「クマさん みーつけた!」
「ウサギさん、みーつけた!」
「リスさんとウサギさん みーつけた!」
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