2024年3月18日(月)
「とってもいいお天気!そして青空。・・・なんだけど空がゴーゴーうなって強い風が吹いているんだ。又、冬がやって来るみたいに『お~寒い‼』」 やまんばは縁台の上に湯たんぽの入ったハウスを置いた。そうでもしないとハウスが飛んで行ってしまいそうなんだ。
今日も僕はプリプリなんだ。オジサンが出してくれてから一時間、いやもっと経ってからやまんばがやって来たんだ。一時間半位僕は待ち続けたんだ。
やまんばがブラッシングの手袋をはめて椅子に腰を下ろすから僕も座布団の上に転がった。僕は腹の虫のご機嫌が悪くやまんばの手を何度も噛みつこうとした。やまんばもタイミングよく手を引くんだ。やまんばは僕を怒らなかった。
「やまんば、猫だって長い待ちぼうけはイヤなんだからね!」
「てんとう虫君、僕の気持ち分かってくれるだろ!」
「僕の縁台の上で咲き誇っている赤い花桃」
「青空がよく似合うね。」ピンクの花桃
「通りがかりのおばあちゃんに『綺麗な花ね。なんていうの?』 聞かれてたね。」「オキザリスっていうの」
「ハナちゃんだって待ちぼうけは嫌だよね。」
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