「カエル君、つゆは未だ早いよ」

やまんばが水やりをしていると花壇の前をバイクが通り過ぎて行った。 「カエル君じゃないか!そんなに慌てなくてもつゆは未だ早いよ!」 カエル君は梅雨が来るのが今か今かと待ち遠しいんだ。
 やまんばは梅雨に入るまでに毛布、毛糸のセーター、マットの洗濯とまだ残っているから遅い方がいいんだけどね。

「カエル君、そんなに慌ててどうしたの?」

「僕の出番さ!」

「つゆは未だ早いよ!」 「そっかー!出直すよ。」

「静かにしてちょうだい。未だ眠いわ。」

アマリリスが三つ開いた。(網戸越しの撮影)

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