ネコと花壇– category –
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台風が去って「みんな頑張ったよ。」
台風が去ると僕の倉庫の戸が外された。僕は夕刻の散歩の後、倉庫に戻るのが嫌でなくなった。自分から飛び上がって入るんだ。風が通り抜けて行く。「気持ちいいなぁ。もっと早く外してほしかったな。」 僕の住んでるところは、いつも被害を受ける所ではない... -
「台風の前ぶれ」チビタンは英雄
豪雨はいきなりやって来た。ひどい雨音の中にやまんばの声がかすかに聞こえて来る。「クーちゃん・・・クーちゃん・・・」今出る訳にいかない。 やまんばだって傘をさして出たのにたちまちずぶ濡れになっている。やまんばは雨にたたきつけられながら側... -
「熱中症」猫だって熱中症になるんだ。気を付けてよ!
「暑いよー!僕、どうにかなりそうだよ。やまんば、何してるんだ‼」 「クーちゃん!ごめーん!」11時頃になってやっとやまんばは現れた。僕はずっと倉庫に閉じ込められたままだったんだ。やまんばはホースを持つと倉庫の周りやサザンカの庭に水を... -
「ガリコ」お前、野良猫か?
この間、オジサンが夕刻、ミーちゃんとコンちゃんの散歩をしている時、凄く痩せた猫を見たとやまんばに告げていた。縞模様だと。・・・・その猫だ! やまんばが朝ごはんも食べずに出掛けた僕に遅い朝ごはんを用意していると、匂いに誘われたのか、まさに噂... -
「エアコン取替え」コンちゃん現場監督を任される
やまんばの家に新しいエアコンが二台届いた。僕の庭は二台の室外機で一杯になった。お爺さんの部屋は45年前のものでキッチンは17年前のものなんだ。 お爺さんの部屋は全く使ってなかったし、キッチンは誤動作を始めていた。 お昼過ぎ、お兄さんが一人でや... -
「ハトさん、久し振り!」お連れと一緒だ
ここ数日、家回りで鳩が鳴くようになった。やまんばは久し振りにハトさんに挨拶をしようと外に出た。「近くだぞ・・・・」はす向かいの家の松の木に止まっていた。やまんばが「おーい!ハトさん!・・・・」休んでいたのに又、声を上げて鳴き始めた。「ク... -
「りょうちゃん脱走」タラちゃんを探しに
夕刻、ミーちゃんとコンちゃんが散歩に出て来るとオジサンが玄関のドアを開け離すんだ。いつでも帰れるようにって。 「何かやまんばがキッチンで騒いでいるぞ。」・・・・「あれ!?りょうちゃんがいないよ!」いつもの窓際の定位置にも、長椅子の下にも... -
ミケとけんか 「浴室で拷問にあう」
帰りが遅く、家の近辺で見当たらにない僕を今度はオジサンが探しにやって来た。・・・・「クーちゃん、喧嘩して溝にはまったよ。」 相手はミケ ミケも溝に足を突っ込んでいる。一度、ミケが逃げて行ったのに僕はミケを追いかけ再度、喧嘩をう... -
エアコン「猫と人間とどっちが大事?」
りょうちゃんが又、体調を崩した。セミの鳴き声も本格的となり夏到来を知らせてる。 暑さも又、半端なく家の中ではやまんばとお爺さんのもめごとが始まった。 暑がりのお爺さんは冷房を24度にするんだ。やまんばが部屋に入ると「寒ッ‼」って。 ... -
「キツネ」良く元気でいたね
ヤツのことをキツネだと言う人もいる。いや、あれは犬だと言う人もいる。 はっきりしないヤツなんだ。ヤツは元気でいた。 皆、亡くなっただろうと思っていたからやまんばは喜んだ。 日が暮れて辺りも暗くなると、風も出て昼間の暑さが嘘みたいに今度は家... -
ハゲに毛が生えてきた❹「ヤッター」
何かいい事がありそうな気がするよ。 やまんばはゴミ出しを終えるとコンクリートに顔を擦り付けている僕を見て「ブラッシングをしよう」とマットを敷いた。僕はマットの上を右へ左へ転がり回ってブラッシングを終えると首のあたり、お尻の辺りと「サッパ... -
ハゲの真相 ❸ 僕がむしったんだ
夕べから降り出した雨がやんでいる。 やまんばは庭に出て倉庫の横のゴミ箱のふたが外れているのが目に入った。中を覗いて見たけどパウチの空の袋が捨ててあるだけ。・・・誰かお腹の空いた奴が来たんだ。 「かわいそうに・・・」 やまんばは僕のゲージを...