2026年5月6日(水)
ねえねえ! 又、オジサンが僕んちにハトを連れてかえったんだ。 尾っぽもなくなっていて首から肩にかけて羽根がむしり取られ背中から血を出していて飛べないんだ。・・・オジサンは僕がやったんじゃないかって疑っているんだ・・・やまんばに「クーちゃんをだすなよ!」 「クーちゃんを捨てて来い!」なんて言ってるんだ。
四月の十日過ぎ、オジサンが飛べないハトが側溝を歩いているとやまんばに告げ、僕をゲージから出さないよう頼むと網を持って出掛けて行き、 歩いて逃げ回るハトを追いかけ捕まえて帰った。
『 ・・・僕じゃないよ。カラスのしわざだと思うんだけどな・・・ 僕ならあんな飛べないハトなんかいちころで仕留めちゃうよ。・・・この間もうずくまっていたハトの胸に穴が開いていて死んだじゃないか。 動物病院の先生がカラスにやられたんだって言ってただろ。 』
ゲージが用意され、ダンボール箱に藁をしき寝床を作るとハトはゲージに移され、嫁いで今はいない二階の娘っ子の部屋に置かれた。・・・・・・娘っ子が嫌がるのはわかっていたけどこの傷ついたハトをほっておくわけにはいかなかったんだ。 『 堪忍! 』
・・・掘っておけばイタチやノラ猫、・・・僕もだけどね・・・通り道になっている側溝なんだ、間違いなく明日の命はなかっただろう⁈


ほらね、尾っぽがないでしょ。この写真はオジサンが保護してから二週間たった時の写真だから肩の羽根はもう生えてきてたんだ。羽根の色が少し薄いところが新しく生えた羽根だって。 保護した数日は興奮してるようで動き回って写真が撮れなかったんだって、それに怯えていてこの部屋に入るのは最低限の世話の時だけにしてたんだ。


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