どしゃぶり 「ヒナが死んじゃうぞ!」

今日は朝から雨がどんどん酷くなり僕はやっとゲージから出してもらえたんだ。
「車庫の外には一歩も出れやしないや。」それでも僕は縁台の上で外の空気を満喫していた。・・・・・・・・・ 雨は治まる気配もなく降り続いて、エサを待ちきれないヒナは茂みの中から出て、枝の先端に乗り出して濡れながら母さん鳩を待った。

「母さん鳩もこの雨ではエサも捕れっこないよ。」・・・・・・・・・     濡れて待ち続けるヒナ・・・・・・・・・
オジサンはヒナが濡れないよう傘を枝に取り付けようとしたところ、恐れたヒナは車庫の屋根に上がってしまった。
 すかさずオジサンは網を持って二階へ掛け上り窓からヒナを救出した。 「すっげー!」 オジサンもびしょ濡れだ。

ヒナは鳥かごに入れられ、雨も酷くこれ以上濡れて弱ってはいけないと今晩は二階の空き部屋に置かれ、夜明けを待つ事にした。

『やれやれ・・・』       「それにしても『お前んとこのバカ猫が…』 『お前んとこのバカ猫が…』それ やめてくんないかなー」

「みんなが終わりを告げる頃、ガザニアが一気に咲き出して来た。」

「蝶々が風に乗ってやって来たよ。」

「昨日、車庫から出ようと悪戦苦闘していた黒い蝶、かわいそうに羽根を痛めてた。それでも飛べるから良かっね。」

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